こんにちは、営業の蜷川です。
今回は、弊社でもよくお問い合わせのある
ホイールローダーとショベルローダーについてお話しさせて頂きます。
ホイールローダーとショベルローダーは形状が非常によく似た重機です。
そのため、素人目には違いが分からないことがあります。
(私自身も違いがよく分かっていませんでした。)
ではホイールローダーとショベルローダーには、どのような違いがあるのでしょうか。
ホイールローダーとショベルローダーの違いと、
これらを高く売却する際にチェックしておきたいポイントについて ご説明します。
ホイールローダーは、中折式で4輪駆動が特徴の車両系建設機械で、
路面の掘り下げが可能であり、不整地や軟弱路面でも走行が可能です。
車体の大きさなどに応じて小型特殊自動車、大型特殊自動車のいずれかに分類されます。
主に土砂や砕石の積み込みに使用されますが、アタッチメントを付け替えることで様々な用途に使用可能です。
ものを掴めるようになるアタッチメントを取り付けることで、
伐採した木の積み込みに使用されることもあります。
四輪駆動であるため足場の悪い不整地や柔らかい軟弱な路面においても走行することができ、 また路面を掘り下げることも可能です。 ホイールローダーが四輪駆動であるのに対し、
ショベルローダーは中折無しの2輪駆動の特殊自動車で、 フォークリフトと同じ構造を持っているのが特徴です。
ホイールローダーと同じく、車体の大きさなどに応じて 小型特殊自動車、大型特殊自動車のいずれかに分類されます。
]ホイールローダーと同じく土砂や砕石の積み込みに使用されますが、
路面の掘り下げができず2輪駆動であるため 不整地や軟弱路面の走行ができません。
またホイールローダーとはアタッチメントが異なります。 「フォーク」というアタッチメントを取り付けることで、
フォークリフトに近い仕事をこなすことができます。
ホイールローダーやショベルローダーと同じように、他にもよく似たものがあります。
例えばタイヤショベルやペイローダーと呼ばれるものです。 実はこのタイヤショベルはホイールローダーの異なる呼び方で、
実は全く同じものを指しています。
販売店などにおいても、タイヤショベルといえばホイールローダーのことを指すくらいに一般的な呼び方です。
ペイローダーと呼ばれるものもありますが、このペイローダーもホイールローダーの別名になります。
コマツが販売したペイローダーがあまりにも普及したために、
この呼び方が定着したと言われています。 このようにホイールローダーには様々な呼び方がありますが、基本的には呼び方が異なるだけです。 購入、売却の際は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
では、売却の際どんなところがチェックされるのかポイントをいくつかお教えします。
まずはアワーメーターに注目 ホイールローダーやショベルローダーを売却する場合、
まず確認したいのはアワーメーターです。
アワーメーターとは、普通自動車でいうところの走行距離を示すもので、
どのくらいの時間稼働したかを表しています。
自動車であれば、距離を走っていればそれだけ車が受けているダメージは大きくなります。
距離が多いほど状態が悪いと判断します。
しかし走行することが目的ではない重機は、 アワーメーターを見ることによって
どのくらいの時間稼働したのかを確認し そのダメージの大きさを測ります。
アワーメーターの数値が大きければ大きいほど、状態の悪い重機である可能性が高くなります。
メーカー、型式によっても価格は大きく変わります。
(売却時には必ず確認しますので事前に確認しておいてください。)
CAT、コマツ、ヤンマーなど様々なメーカーがありますが同等クラスでも 売却価格は異なります。
車体番号(シリアルナンバー) 製造番号ともいいますがこちらも重要な情報になります。
プレートと言われる小型の平板に銘柄(仕様)を表示したもので コーションラべルとも言います。
こちらの番号から製品の製造者、型式、製造年月日を知ることができます。
(売却をお考えの際はこちらも事前に調べておくと査定がスムースです)
外観をきれいにしてあることも高く売るポイントの一つですが
どれだけ見た目が綺麗に磨き上げられていたとしても、アワーメーターの数値が大きければ、
それだけ長時間使用されてきたということであり、内部もダメージを受けています。
そのため、部品の交換やメンテナンスが十分に行われていなければ、
すぐに故障したり不具合を起こしたりしてしまいます。
使用中はもちろん、売却時に高価買取をご希望でしたら
普段から部品の交換やメンテナンスを十分に行い ご使用後は、奇麗に清掃しておくことが高値で売却するポイントになります。
ご使用中の建設機械がございましたら一度ご確認してみてはいかがでしょうか?
ご売却をお考えでしたら